インフルエンザの種類・潜伏期間・症状について

インフルエンザにはA型・B型・C型という3つの種類があり、それぞれ感染した際に発症する症状に違いがあります。

インフルエンザA型

毎年のように冬になると国内をふるうのは、インフルエンザA型です。

A型のウイルスは変異しやすく、また種類も144種類と多く毎年のように小さい変化が起こっています。

「新型インフルエンザ」と言われるものは、このA型が引き起すと言われています。

インフルエンザA型は感染して症状が出るまでの潜伏期間は、約1日から3日です。

インフルエンザウイルスは体内に入り込むと、ものすごい勢いで増殖していき、わずか1日という短い潜伏期間を経て、症状が出るケースも少なくありません。

インフルエンザB型

インフルエンザB型はA型の流行が終わった時期に、感染者が増えるのが特徴のウイルスです。

2月から3月に患者数が増えます。

このB型は「ビクトリア型」と「山形型」という2つの種類に分けられます。

A型のように細かい変異は起こさないウイルスです。

B型もA型同様、潜伏期間は約1日から3日と言われています。

インフルエンザC型

インフルエンザC型は大人であれば、ほぼ大半の方が抗体を持っているウイルスです。

約7歳までには1度感染し、抗体が作られると言われています。

抗インフルエンザ薬は効果を発揮しないウイルスとしても知られています。

症状も軽度という事もあり、C型の予防接種は行われていません。

C型の潜伏期間も約1日から3日程度です。

インフルエンザの感染経路は?

A・B・C型それぞれの感染経路としては、飛沫感染が挙げられます。

人の席やくしゃみ、会話の時に飛散したウイルスに感染するのが飛沫感染です。

また、飛沫感染の他に感染経路としてはドアノブなどに付着したウイルスに触ってしまい、体内に感染してしまう接触感染も少なくないようです。

インフルエンザの予防法

A型とB型のウイルスは予防接種を受ける事によって感染を予防し、感染したとしても症状を軽く抑える事が出来ます。

出来るだけ予防したいという場合は、毎年予防接種を受けましょう。

インフルエンザの症状は?

インフルエンザウイルスに感染して発症する症状は、ウイルスの種類によって違いがあります。

インフルエンザA型の症状

最も激しい症状が出ると言われているのが「A型」のウイルスに感染したケースです。

A型に感染すると初期段階で悪寒や高熱、体の痛みといった症状が現れます。

熱は約38度から40度とかなり高熱となる場合が多く、お子さんの場合は熱性のけいれんに注意が必要です。

全身の筋肉痛に見舞われるケースも少なくありません。

免疫力が低下している事もあり抵抗力の弱いお子さんや高齢者の場合、A型に感染してしまうとインフルエンザ脳症や肺炎といった命を失う危険性もある重篤な病気を発症する可能性もあります。

高熱など激しい症状がひと段落してきたら、喉の痛みや鼻水といった症状が出るケースが多いようです。

インフルエンザB型の症状

インフルエンザB型の場合もA型と同じく、初期症状として倦怠感に悪寒や高熱、筋肉痛といった症状が起こります。

ただ、A型よりも症状が軽い事も多く場合によっては、熱が出ないケースもあるようです。

下痢や嘔吐など消化器系の症状が出やすいのがB型の特徴です。

ちょうど、ノロウイルスが流行する時期と、B型の流行時期が重なる事もありウイルス性の胃腸炎と勘違いしてしまい、治療が遅れてしまう事も少なくありません。

微熱が続く、下痢や嘔吐といった症状がある場合、インフルエンザB型に感染している恐れもあるので、クリニックを受診するのが良いでしょう。

インフルエンザC型の症状

インフルエンザウイルスの中で感染しても、比較的軽い症状ですむのがC型です。

C型の場合は鼻水・鼻づまり、咳やくしゃみ、喉の痛みや倦怠感といった一般的な風邪と同じような症状が起こります。

熱が出た場合も微熱程度で、インフルエンザウイルスに感染したと知らずに、市販薬を服用して治してしまう方も多いようです。

ただ、2歳以下のお子さんが感染すると、高熱や嘔吐という症状が出て入院するケースもあります。

このようにインフルエンザはウイルスの種類によって、現れる症状には違いがあります。
何かしら体調の変化を感じたら、すぐにクリニックを受診するように心がけましょう。