タミフルの常備と診断キットによる迅速な対応

インフルエンザは一度罹患すると高熱が出てつらいものです。年末や年度末に流行することからも、仕事や学業への懸念から予防接種を行い予防に始まり、マスク手洗いうがいなど、できる予防策を行うことが常識となりました。社会的なエチケットとなりつつあり、アルコールに弱くジェル状の消毒薬を自ら持ち歩く子どもたちも増えてきました。しかし、厳重に予防していても知らず知らず罹患することも多く、潜伏期間は数時間から数日あります。そんな時はタミフルのような薬剤を罹患直後に投与することで、早期回復を図ることができます。ただし、高熱が出てインフルエンザが疑われる状況でも、確定診断には診断キットが必要で、これは医療機関や保健所でないとおこなえません。症状がでて12時間以上経たないと、鼻腔から採取する倦怠に含まれるインフルエンザウィルスが少ないために起こる、偽陰性、つまり誤って陰性反応が出てしまう状況にもなりかねません。適切な時期に適切なチェックを行い、診断をつけ、タミフルなど薬物を早急に投与する、このタイミングが大事な治療になります。罹患後時間がたってからタミフルなどを投与しても、あまり劇的な効果がないといわれています。また、タミフルには副作用の懸念もありますので、治療に効果的な投与と投与後観察が必要になります。インフルエンザとはウィルス性の感染症です。免疫力の強さが大事になる疾患です。できる予防を行い、それに合わせて罹患した時のタイミングを見極めたチェックにはやはり、迅速キットの活用、そして診断をつけた後に早期に薬物治療を行い、副作用を注意深く観察することが、回復への大事な要素であり、また個人個人が対策を行うことで、大流行やそのことによって命が失われることを防ぐことができるのかもしれません。